太陽光は購入と0円で何が違う？

一昔前、ケータイ電話0円が流行したことはご存知の方も多いと思います。
日本では、当時目新しいことでしたが、アメリカでは当たり前のように無料で携帯電話を配り、通信・通話料に費用転嫁するスキームが確立されていました。
さて、日本の太陽光発電業界もまさに同じようなことが起きています。
すでにアメリカでは、太陽光0円設置は当たり前のように浸透しており、いずれ日本においても当たり前になってくると思われます。

太陽光発電システムは「もらう」が当たり前

太陽光発電システムは何のために購入するか？
　①　売電して儲けたい
　②　電気代を安くしたい
　③　CO２削減に貢献したい
　④　急な停電などの対策をしたい
上記①の考えの方はもう無理です。太陽光発電システム導入費と相殺したら、そんなに儲からないのでもっと利回りの良い投資をした方が無難です。
なぜなら、今ではFIT制度による買取価格は年々下がっており2010年と比較するとすでに2分の1以下の買取り額となっています。

なぜ販売店は購入を薦めるのか？

訪問販売で シミュレーション通りの発電量となるか保証はありません。

太陽光0円設置するなら急いだほうが良い

太陽光0円設置は、事業者にとってはそんなに儲かる事業ではないと思います。
事実、近年では多くの事業者がこのサービスの受付を中止しています。
すでに、太陽光発電システムのシステム価格は既に底値だと思われ、一方で先に述べたFIT制度による電力買取価格は年々下がっており、事業としての採算は合わなくなっています。
したがって、0円サービスを続ける事業者としても、何かに価格転嫁するしかなく、契約期間を延ばしたり、使用した電力の価格を上げるなどの対策は行ってくるはずです。